浜田庄司は民藝系統の陶芸家です。生まれは東京、東京工業高校(現東京科学大学)に進学し、先輩である河井寛次郎に出会う。卒業後京都の京都陶磁器試験場にて河井寛次郎と共に釉薬の研究する一方で沖縄での壺屋焼に感銘を受ける。この壷屋焼との感銘は技術だけでなく製作環境等含め浜田の大きな柱となる・のちイギリスで民藝の中心人物であるバーナードリーチ、柳宗悦、志賀直哉とも出会い民藝作家への道を進む。
バーナードリーチの勧めがあり、3年間イギリスへ留学。帰国後、京都、沖縄、益子等で作陶、のち益子での活動に専念。
作風は柿釉、地釉、赤絵、塩釉等多岐にわたり、赤絵の土は会津と益子の掛け合わせ、赤絵の具は九谷と伊万里の中間、白掛には沖縄の釉薬が、また塩釉には元々ドイツでの伝統的な作陶方式が基となる等浜田独自の視点から様々な作品が作られていることが良くわかる。
本作品は柿釉が全体的にかかっていてそこに太い斜め線の青釉が差し色として入っており、浜田庄司の中でもユニークな作品でございます。また四方それぞれ違った面を持っており、面白みがございます。
縦×横×高さ:7cm×10.5cm×18cm
浜田庄司 作 柿釉青差角瓶
¥300,000価格
