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    全体的に柿釉をかける一方で、蠟抜の技法で下地を出した上に赤釉や緑釉で描いた作品でございます。大きく立派な姿は浜田庄司の代表的なものであり、柿釉の黒みがかった箇所や素朴な絵など見どころは多岐にわたっております。部屋のどこに飾っても見栄えのする様子は民藝作品たるものでございます。この作品は共箱であり、また黒塗りの二重箱が付いております。

     

    底部:11cm×9cm

    縦×横×高さ:17×11cm×19.5cm

     

     

     

    浜田庄司は民藝系統の陶芸家です。生まれは東京、東京工業高校(現東京科学大学)に進学し、先輩である河井寛次郎に出会う。卒業後京都の京都陶磁器試験場にて河井寛次郎と共に釉薬の研究する一方で沖縄での壺屋焼に感銘を受ける。この壷屋焼との感銘は技術だけでなく製作環境等含め浜田の大きな柱となる・のちイギリスで民藝の中心人物であるバーナードリーチ、柳宗悦、志賀直哉とも出会い民藝作家への道を進む。

    バーナードリーチの勧めがあり、3年間イギリスへ留学。帰国後、京都、沖縄、益子等で作陶、のち益子での活動に専念。

    作風は柿釉、地釉、赤絵、塩釉等多岐にわたり、赤絵の土は会津と益子の掛け合わせ、赤絵の具は九谷と伊万里の中間、白掛には沖縄の釉薬が、また塩釉には元々ドイツでの伝統的な作陶方式が基となる等浜田独自の視点から様々な作品が作られていることが良くわかる。

    浜田庄司 作 柿釉赤絵扁壷

    ¥600,000価格
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