縦×横:33cm×60cm
飯塚琅玕斎 筆 「竹」幅 共箱の作品でございます。
まさに竹工芸家、飯塚琅玕斎の作らしい竹の図となっております。左側に竹が多く生い茂っていて、色の薄いものの中に濃い竹が入っており、竹の節や葉が重なり合うところも色濃く描いており、濃淡をうまく用いた作品となっています。また右側には余白を出すことにより、ゆとりのある空間を見出していると感ぜられます。
飯塚琅玕斎...栃木県生まれ。初代鳳斎の七男。父に師事し飯塚家に継承された精巧な唐物写しの技を習得。1904年上京、本格的に竹工芸家を志す。22年平和記念東京博覧会で銀賞受賞、31年帝展初入選、翌年に竹工芸界初の特選受賞、竹工芸での初の審査員を務める。戦後、日展の審査員等を歴任。
竹刺編みなどを創案して、竹の素材美を通して自らの心象や世界観を具現化し、後進の竹工芸家たちに多大な影響を与えた()
Painter: Iizuka, Rou-kansai(who is also a popular bamboo claftman)
Work: Bamboo Forest (Original title "Bamboo")
Height×Width:33cm×60cm
This painting has good techniques in light and shading of ink despite the simple painting. You will realize that some of bamboos are light while others are dark. In some parts, which are node and leaves of the bamboo, there are dark expressions even in the light bamboo.
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¥580,000価格
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