縦×横: 9.5cm×1.5cm

特別保存刀装具

 

(銘)東叡山之麓於根岸時雨里 矩随鐫之 (棟銘)安親図 月下夕顔図小柄の作品でございます。

地は四分一磨地で、鋤出毛彫と金の平象嵌により、夕顔の図があらわされています。小柄の表の上部には夕顔の花が咲き、下部には夕顔のふっくらとした実が良く描かれております。裏側には銀象嵌で夜空に輝く三日月があり、夏の夜を表現しており、趣深い作品でございます。

また棟銘は安親図とあり、安親の図を用いた矩随の作品ということも興味深いです。

 

浜野矩随は初代、二代とありこの作品は二代の作品です。浜野矩随は初代矩随の息子として江戸神田にて明和八年に生まれ、14歳の時に浜野政随に入門、17歳の時に父と死別してからは吾妻永随に師事して、23歳の時に独立する。赤銅魚子地や四分一磨地に高彫色絵工法で人物、動物、鳥類図を彫る。はじめは江戸鉄砲町に住み、晩年は松寿と号し下谷根岸に転宅し花月庵と名付ける。嘉永五年に82歳にて没す。

銘文には東叡山下根岸於時雨之里矩随鐫、浜野矩施、矩随(花押)浜野矩随(印)、松寿軒浜野矩随(花押)と銘する。(刀装金工事典)

 

Width×Width:9.5cm×1.5cm

NBTHK: Tokubetsu Hozon certification

Metalworker: Noriyuki Hamano the second 

(Inscription) Toueizan no Fumoto Negishi Shigure no sato-ni-oite

Noriyuki Koreo-Horu 

 

Translation:Noriyuki carves this Kozuka at Negishi Shigure-no sato(根岸) of foothills of Toueizan (Ueno, Tokyo)

(銘)東叡山之麓於根岸時雨里 矩随鐫之 (棟銘)安親図 月下夕顔図小柄

¥300,000価格