縦×横×高さ 約8.5cm×約6cm×約4.5cm
刀装具の職人、天交堂秀圀の作品でございます。京都の大月光興系統にあたり、刀装具会界において著名な作り手です。
本作品は刀装具以外でも砡の蓋という珍しい作品でございます。
蓋の脇に銘があり、中心には漢詩を彫るという教養をちらつかせ、面白く感じるものです。
文政八年(1825)に米子生まれ。秀興門人で川原林家の養子で二代目となる。
絵画が巧みで画家の森寛斎幸野梅嶺との交際があった。
高彫工法を得意とし人物、動物、草花図を彫る。
(銘)天光堂秀国、金龍斎秀国、秀国作の銘がある。
砡 桃型水宇 天光堂秀国 漢詩銀蓋
¥700,000価格